災害の記録

2016年: 熊本地震

■2016年4月14日21時26分頃(前震)震度7(マグニチュード6.5)■4月16日24時25分頃(本震)震度7(マグニチュード7.3)が発生したほか、最大震度が震度6強の地震が2回、震度6弱の地震が3回が観測された。同地点で震度7を観測したのは史上初。18万人を超える方々が避難した。物的被害は、全壊約8300棟、住家被害合計16万棟。最大約45万戸断水、約48万戸停電、約11万戸ガス供給停止など、大きな被害が発生しました。その後7月までに震度3以上の余震が500回以上、翌年1年後までの有感地震は4,297回と観測史上最多。

2017年:九州北部豪雨

■2017年7月5日から6日にかけて、九州北部(福岡県、大分県)を中心とする集中豪雨が発生した。河川の氾濫や土砂崩れが多数発生。福岡・大分両県を中心に合計約51万7900人に避難指示や避難勧告が発表されたほか、合計29地区の集落が一時孤立状態となった。死者37名、行方不明者4名の人的被害の他、多くの家屋の全半壊や床上浸水など甚大な被害が発生。また水道、電気等のライフライン、道路や鉄道、地域の産業や農林業にも甚大な被害が生じ、発災直後には2,000名を超える方々が避難生活を送ることになった。

2018年:平成30年西日本豪雨

全国的に大雨が降り続き、特に西日本を中心に降り続いた記録的な大雨の影響で、多くの地域において河川の氾濫や浸水害、土砂災害が同時多発的に発生し甚大な被害となった。平成に入ってからの豪雨災害では、初めて死者が100人を超える規模となった。消防庁の発表によると死者263人、行方不明者8人、負傷者484人(重傷141人、軽傷343人)、住家の全壊6783棟、半壊1万1346棟、一部破損4362棟、床上浸水6982棟、床下浸水2万1637棟、公共建物の被害720棟、その他の非住家被害6100棟となっている。(2019年8月20日時点)

2019年:

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