HUG:災害に強い地域づくり【長洲町】長洲中学校1.2.3

内閣府防災事業

長洲中学校全校生徒向けのHUG(避難所運営ゲーム)。この訓練用のシミュレーションカードゲームは、災害時に開設される避難所を自分たちで運営する状況を模擬体験することができる内容です。参加者は、避難所の運営スタッフ役になり、次々とやってくる避難者(年齢、性別、国籍、持病、ペット連れなど、様々な事情が書かれたカード)を避難所のレイアウト(体育館や教室など)に適切に配置しなければなりません。同時に、イベントカードが出現し、食料の配給、トイレの管理、情報の伝達、トラブル対応など、避難所運営で起こりうる様々な出来事にも対処していく必要があります。

各学年で3回のHUGを実施しました。多様性の理解や瞬時の判断力などチームとなってチカラを合わせるワークショップ。「災害を自分の事として捉え、漠然とした不安を具体的な課題として認識した」という感想が各学年共通していたことが印象的でした。