2017年【平成29年九州北部豪雨】の記録

2017年:平成29年九州北部豪雨災害緊急支援の記録

記録的な大雨の影響で、河川の氾濫や土砂崩れが多数発生。福岡・大分両県を中心に合計約51万7900人に避難指示や避難勧告が発表されたほか、合計29地区の集落が一時孤立状態となった。消防庁の発表によると死者37名、行方不明者4名の人的被害の他、多くの家屋の全半壊や床上浸水など甚大な被害が発生しました。また水道、電気等のライフライン、道路や鉄道、地域の産業や農林業にも甚大な被害が生じ、発災直後には2,000名を超える方々が避難生活を送ることになった。

バルビーでは、各種関係機関との情報収集を経て、多種多様な支援団体が福岡県に集結していることもあり、支援の届きにくい状況となっている大分県に入ることを決定。行政、社協と連携しながら開設されている全ての指定避難所に加え、地域住民が独自で避難している自主避難所も巡回。全避難所アセスメント、被害状況の調査など実施した。

「避難所寝床改善プロジェクト」:配布されているモノは避難所によって様々で、ほとんどの避難所に配布されていたのがゴザのように薄いマットレス。高齢者はもちろん避難者のほとんどが「朝起きると体がアチコチ痛くて家の片付けにも影響する」「子どもと一緒に寝ているが、痛くてまともに眠ることができていない」などの声が聞かれた。また体育館を避難所としている住民は汚れた体育マットで就寝しており、臭いもキツく衛生的にも問題があった。バルビーでは「厚み8センチ程度以上のマットレス」「衛生用品類」を大量調達。各避難所を担当している行政職員との連携で必要な避難所へは全て搬入した。その後、福岡県側から寄せられる支援要請にも対応した。

 

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