様々な避難先【輪島市】支援の手が薄いビニールハウス避難

「今」の避難生活

輪島市を再訪問。プッシュ型で届けられる物資には無い避難者ニーズが存在します。避難生活は時間が経過すると共にきめ細やかな支援が必要となってきます。みなさんの声を聞き逃さないよう気を配ることも必要ですが、自分に置き換えて考えることも大事。行政、社協、被災住民とお話しさせてもらい「今」の避難生活に必要な物資や資機材等を搬入しています。

電気も水もない

吹雪となってきました。気になるビニールハウスを避難先としている方々のところへ!訪問してみると県の派遣で保健師さんたちも来られました。ちゃんと訪問されているんだなあとひと安心。住民さんへお話を伺うとビニールハウスで寝泊まりしているのは20人、車中泊の方々もいる。食事をするときは30人くらいになるとの事。地面は泥のまま、居場所は濡れないようにシートを敷いているが底冷えが心配。暖をとるための物資を希望されたので様々な防寒物資を配布しました。また電気も無く充電や夜の明かりも取れない状況との事で、ポータブル電源とソーラーパネルのセットを提供しました。まさに「今」ここで必要な資機材!簡単に取扱える方法をしっかりと説明させていただきました。

「わざわざ熊本から…。気にしていただいて本当にありがとう」と涙ながらに見送っていただいたお母さん!うぅ〜え〜ん泣かないで、また来るからね。

【協働連携】
この災害支援活動は、これまでも様々な災害支援で協働してきた【 PLAN International Japan 】との協働で実施しています。被災地から生の声を聞き「今」必要な物資や資機材等の提供を実施しています。

平時より発災直後の被災地ニーズに迅速に対応できる体制を構築しています。緊急時から中長期において被災された方々に寄り添った支援活動を継続するため、みなさまのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。物資や資金でご協力いただける企業や団体からのお申し出もお待ちしております。
https://bulby.net/donations/

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